2008年5月

運動と高血圧

高齢になると高血圧になりやすい原因は、血管の老化があります。
年齢を重ねるとともに、血管の壁の弾力が衰え、失われて、硬くなり、収縮期血圧が高くなります。
そして、拡張した大動脈が元に戻ろうとする力が、若いころと比べると弱くなります。

さらに、心臓から送り出される血液の量も減るため、拡張期血圧は低下します。
したがって、高齢になると収縮期血圧と拡張期血圧の差が広がります。
このような状態は、動脈硬化を進行させて、心筋梗塞や脳卒中を発症する危険性を高めてしまいます。
ですから、きちんと血圧を下げる必要があります。

薬物療法で血圧を下げることはできます。
しかし、高齢になると薬の効果が得られない場合もあります。
そこで、運動が重要になります。

Posted by banrai | 2008年5月24日 10:17 |

血圧を下げる運動

運動をすると末梢の血管が広がります。
そして、血流がよくなり、全身の血流も改善されます。
すると、「血圧低下」「心肺機能の向上」「筋力を保つ」などの効果も期待できます。

血圧を下げる運動とは、次のようなものです。
運動の種類・・・大きな筋肉を動かす有酸素運動が適しています。
具体的には、「ウォーキング」「水中のウォーキング」「サイクリング」などです。

運動の強さ・・・目安としては、息が軽くはずむ程度です。
他の誰かと一緒にウォーキングをするときは、歩きながら会話ができるくらいが良いです。

運動する時間・・・1日40?50分くらいの運動を週4?5回行い、合計200分くらいを目安に行います。
運動を行うにあたって、まとめてやらなくても良いです。
20分くらいずつ小分けにして行っても効果はあります。
午前と午後に分けるなど工夫をしてみてください。

Posted by banrai | 2008年5月24日 10:17 |

ウォーキングのポイント

運動の1つである手軽に行えるのが「ウォーキング」です。
「距離」「速さ」を自分で調節ができるので、高齢者にもおすすめです。
次に効果的でより安全なウォーキングをするためのポイントをまとめました。

1.大きく腕を振って歩きます。
本来、歩くときは、上半身の筋肉はほとんど使用しません。
ですから、意識的に大きく腕を振って歩きます。
すると、上半身の筋肉も使い、全身の血流を良くさせます。

2.平たんな所を選び、歩きます。
階段や坂道を歩くと膝に負担がかかります。
ですから、できるだけ平たんな所を選びます。

3.つま先を上げて歩きます。
数cmの段差でもつまづいてしまうことがあります。
転倒防止のためにも、しっかりとつま先を上げて歩きます。

4.体調が悪いときは、中止します。
体調が悪いときに無理して歩くと、逆に血圧を上げてしまう可能性があります。
また、天気が悪い時に歩いても、滑って転んで怪我をしてしまう可能性があるので、ウォーキングは控えます。

Posted by banrai | 2008年5月24日 10:16 |

体験談

運動をして高血圧を治し、成功したCさんの体験談です。
Cさんは、76歳の男性で身長162cmです。
Cさんは、4年前に体重52kg、血圧170/100mmHgで高血圧と診断されました。
治療は、薬物療法と生活習慣の改善をすることにしました。

そして、次のような改善を行いました。
Cさんは、朝の血圧が高いため、朝飲んでいた薬を夜飲むようにしました。
夜、薬を飲むことで朝の血圧が上がるのを抑えられるのです。
さらに、運動として週4?5回は、近所の里山に行き、およそ1時間のウォーキングをしています。

治療を開始した2年後には、血圧が安定しコントロールできるようになったので、薬の量を半分に減らしました。
現在では、体重46kg、血圧136/70mmHgと正常の血圧を維持しています。

Posted by banrai | 2008年5月24日 10:15 |

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